お金に対するハテナ

お金にまつわるうんちくを、日々語ります

個人でできる過払い金請求

こんにちはmoney-questionです。

今回は「個人でできる過払い金請求」についてお話させていただきたいと思います。

 

過払い金は、弁護士事務所・司法書士事務所などのテレビCMやラジオCMなどで盛んに耳にする言葉です。


ツイッターなんかを見ると「過払い金のCMうるさい」「しつこい」とまで思っている人も多いようですね。

 

Youtubeで過払い金のCMを調べると、いろんな過払い金のCMが、ネタ的にアップされていたりします。

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※「淡々としゃべり続けるだけの他にはあまりない、独創的なCM」…過払い金のCMをこういう着眼点で見るとは…笑

 

実は、この過払い金請求、個人でもできます

 

手順はいたって簡単で、

貸金業者との契約書、取引明細書などを用意

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※失くした場合は貸金業者に再発行を依頼(約3ヶ月かかります)

②明細をもとに過払い金を計算

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③計算書と請求書を作成して封筒にまとめる

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貸金業者に郵送

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これだけです。

 

過払い金の無料計算ソフトは、ネットを探せばいくらでもあります


例えば、こちらはアディーレ法律事務所の代表が推薦する過払い金計算ソフト。
法律事務所や中小企業向けにソフト制作やシステム開発を行っている「株式会社TDON」という会社のソフトです。
ページ下部にダウンロードページへのリンクがあるので、そこからダウンロードすることができます。

 

これは有料ソフトですが、インストールから7日間だけお試しで利用することができるので、そのお試し期間を利用して過払い金の計算をしてみて下さい。
※7日間過ぎたら自動的に使用料を取られる、という作りではないのでご安心を。

 

過払い金の計算が終わったら、それをもとに計算書と請求書を作成します。

そのあと、作成した書類を貸金業者に郵送すれば、手続きはひとまず終わりです。

 

過払い金請求もここまで一般に広まった時代ですから、大概の貸金業者であればスムーズに交渉に応じてくれるでしょう。

後日、貸金業者から合意書が届き、そのまた後日、過払い金が元債務者の銀行口座に振込まれ、一連の過払い金請求作業は終わりです。

 

この通り、過払い金請求の手続きは簡単なので、個人で完結可能です。


弁護士に頼んで着手金や報酬を取られるのはもったいない、というのが僕の意見です。

 

ネットには個人で過払い金請求された方の体験談などもありますから、参考になさってください。

 

しかし、中小の貸金業者や、資金繰りが危うい貸金業者、すでに倒産してしまった貸金業者への過払い金請求は、素人では難しいので法律のプロに依頼するのが良いでしょう。
以上のケースは裁判に発展する場合も多いですので。